Compositor: Risa Taneda
それはとうときはな くもをしのぐかなた
だれもふみいれないそんなばしょでさくの
うまれおちたときにきっとうけたさだめ
ひとはつねにのぞむあおぐほどにたかくまばゆい うつくしさ
ときにせつなゆめにみることもある
おもうままにかぜにふかれるあした
それでもしっているかみのなをえたゆえに
わたしはきょうもけだかくさくはな
それはここうのはなそのてのばしたって
けっしてふれられないほこりなきものには
おもいこがれなさいみあげおそれなさい
あなたのぞむとおりくんりんしてあげるはるかないただきで
だけどいまもしりえないものがある
むねのなかにくすぶるあかいほのお
とまどいおぼえてもこのあゆみはとめない
わたしはひとりけだかくさくはな
まよわない
ときにせつなおもいだすこともある
おさないゆめめばえたあのあこがれ
こころにしまいこみこおりのえがおみせる
わたしはとわにけだかくさくはな